トーロンPAIボルト/トーロンボルト

トーロン PAI ボルト/トーロンボルト説明:

PAI（ポリアミドイミド）材料は、アミド基を含む新しいタイプのエンジニアリングプラスチックです。ポリイミド分子は非常に安定した芳香族複素環構造を持っているため、他の高分子材料では耐熱性や耐低温性に匹敵しません。耐高温性と寸法安定性が高い熱可塑性エンジニアリングプラスチックプロファイルで、比重は1.45～1.61g/cm3で、この材料は低温から275℃までの温度条件下で強度と剛性を維持できます。 275℃の高温条件下でも優れた靭性、耐摩耗性を発揮します。高温用途では、プロファイルは優れた機械的特性と優れた寸法安定性の両方を備え、高荷重/高圧条件下で 250 °C の連続温度に耐えます。他の熱可塑性エンジニアリング プラスチックと比較して、PAI で加工された部品はより高い圧縮強度と衝撃強度を備えています。耐クリープ性、優れた耐摩耗性、優れた耐紫外線性、高エネルギー放射線（ガンマ線およびΧ線）に対する優れた耐性、および天然難燃性を備えています。耐薬品性 (強酸およびほとんどの有機物を含む) が優れており、精密部品の加工や摩耗要件の高い用途に適しています。

よく使われるトーロン PAI ボルト/トーロンボルトモデル

Torlon PAI 4203 (タン) : ユニバーサル、非充填の PAI は最高の靭性と衝撃強度を備えています。固有の高温耐性、優れた寸法安定性、優れた加工性能により。トーロン PAI 4203 シートは、ハイテク機器の精密部品の製造によく使用されます。また、電気絶縁性に優れているため、電気部品分野で広く使用されています。

Torlon PAI 4301 (黒) : PTFE とグラファイトが充填されており、未充填と比較して耐摩耗性に優れ、摩擦係数が低くなります。 PAI 4301 は、広い温度範囲にわたって優れた寸法安定性も示します。このクラスの材料は、非潤滑ベアリング、シール、ベアリング分離リング、往復コンプレッサー部品など、摩耗要件が高い用途に使用されます。

Torlon PAI 5530 (ダークグリーン) : 万能、耐摩耗性、30% のガラス繊維強化材が充填されており、Torlon PAI 4203 と比較して優れた剛性、強度、および耐クリープ性を示します。高温で長時間の定荷重作業を支える構造部品の製造に適しています。また、PAI 5530 は 250°C で優れた寸法安定性を示すため、エレクトロニクス産業や半導体産業などの精密部品の製造に広く使用されています。 

トーロン PAI ボルト/トーロンボルト最高品質の PIA 原材料を使用し、CNC 加工によるトーロンロッドで作られています。トーロン PAI ボルト/トーロンボルト製品の品質を保証するために検査が行われます。

トーロン PAI ボルト/トーロンボルトデータ：

トーロン PAI ボルト/トーロンボルト物性

1. 長期にわたる優れた強度と剛性、および 275 度までの寸法安定性。

2. 耐摩耗性に優れています。 (特にPAI 4301)

3. 低温から275℃までの靭性と耐クリープ性に優れています。

4. 強酸性および最も有機物に対する耐性。

5. 固有の難燃性。

6. 低い線熱膨張係数。

7. 耐紫外線性、高エネルギー放射線耐性に優れています。

トーロン PAI ボルト/トーロンボルト応用

●半導体機構部品

●ベアリングとブッシュ

●チップテストソケット

●ベアリングリテーナー

●ポンプ・バルブ部品

●シール装置

●電気コネクタ

● 航空宇宙部品

●石油掘削装置

●乗用車・トラックのトランスミッション部品

● 航空機のハードウェアおよびファスナー、その他の機械部品

●塗料、複合材料、添加剤